riverRunner's my thinking days.

7月 22, 2012

誰か買って分解してくれないかなあ…

Filed under: 腕時計 (wrist watches) — riverRunner @ 6:30 am

ここのところ、7750クローンのことを調べている。
最近は、表面的な仕上げも良くなって、どれがクローンだかわからないくらいだ。


上の2枚の写真のうち、1枚めの真ん中の3LZF2は、レプリカの心臓として使われたもの。それでも、こんなにきれいに仕上がっている。
2枚目の写真を見ると、technosablierとsellitaは、どちらもswiss_madeの互換ムーブをうたうだけあって、あまり機械的な優劣がないように見える。

これらの写真を見る限り、きちんど精度が出て信頼性もあるなら、オリジナルや産地にこだわる必要もないように思えてきた。
実際に多くの人が買って使ってみたり、誰かが分解ショーをやってくれないと、優劣もわからない感じだ。

ちなみに、レプリカ製品の中身写真はネット上に沢山あるけれど、どれがshanghaiでどれがliaoningか、それがわからない場合がほとんどだ。

上の写真では、上がliaoning_4041 で、下がshanghai_3LZF2だ。
ちょっと不鮮明でわかりずらい。

いずれにしても、着実にレベルが上がってきているようだ。
レプリカじゃなくて、legitimacyなブランドとして出ているなら、数年後には、買ってもいいかなレベルになる可能性大だ。
結果として、安くてレベルの高いautomaticクロノが増えるだろう。

下のモデルなんか結構かっこいい。
4041搭載だ。

7月 21, 2012

もう一つあった、7750クローン

Filed under: 腕時計 (wrist watches) — riverRunner @ 9:27 am

前回の記事では、スイス製のETA7750クローンのムーブメントについて、取り上げた。
そのsw500は、現在のところ、使われているのはinvictaくらいで、10万円くらいになってしまうって話だった。

ところが、もう一つ、swiss madeを歌うムーブメントがあることがわかった。
techno_sablier_sedd3c6912というものだ。

ムーブメントの仕様のPDF

このムーブは、実はエボージュは中国製である。
実質中国製で、スイス時計協会か何かの基準にしたがって、スイスに持ち込まれて何らかの手を加えると”swiss_made”になるらしい。
これも使われているメーカーはごく限られている。
ちなみに、異なるcalibreナンバーになっているものもあるようで、ST-80050なんて名前もある。
こっちのほうは、ブランドベンダーがtechnosablierのムーブだと公式に認めているけれども、画像を見る限り、ベースムーブは別物だとわかる。

これらの製品は、ムーブメントの写真を見る限り、ちょっとshanghaiやliaoningのクローンとは違うようだ。
より、本家のETAに近い。
ETAだってタイに大きな工場があって、そこで作っているものもあるのは周知の事実だし、精度や信頼性が高くてお買い得価格なら、どこ製だっていい。
ただ、今回のムーブを載せたモデルは結構高い。
で、またもや納得がいかないわけだ。
実際に中国のどこの会社が作っているかも興味があるのだが、スイスでどんなことをやると”swiss_made”に化けるのか、それも知りたいと思った。
内容次第では、製品の実力が推察できるし、価格も納得できると思う。

それは、
According to Fédération de l’industrie Horlogère Suisse (FHS), of which all Swiss watch manufacturers are members, a movement is considered to be “Swiss” if:

it has been assembled in Switzerland;
it has been inspected by the manufacturer in Switzerland; and
the components of Swiss manufacture account for at least 50 percent of the total value, without taking into account the cost of assembly.
A watch can legally be labeled “Swiss” or “Swiss Made” if:

its movement is Swiss;
its movement is cased up in Switzerland; and
the manufacturer carries out the final inspection in Switzerland.
Watches assembled outside of Switzerland but containing “Swiss” movements may use the label “Swiss Movement”

ということらしい。
すると、最後にcaseに入れて最終チェックをやっただけでもswissってなっちゃうものもあるんだと。
いいねえ。中国でいくらで出しているんだろ。
かなり高く出しているか、swiss国内で相当いじってるのではない限り、こういう価格つけるのはボロいはずだ。

実は、今回こんなことを書いているのには、理由がある。
例のaliexpressに、動画のモデルが200ドル台で出ていたのだ。
全然取引履歴のない、小さなところのようで、かなり不安な相手ではある。
だから、当然ポチることはないだろう。

レプリカであるのかも知れない。
でないとしたら?
検品のあまい本物という可能性もあるにはあるわけだ。
というのも、レプリカとなうって、他のところにも似たような価格の製品を発見したからだ。
このサイトのレプリカ群も、純粋なレプリカサイトのそれとは異なっていた。
超一流ブランド中心ではなくて、どちらかというと、中国で作られていると言われているもの中心だった。

怪しい世界が広がるのだが、買ってみるか、誰か人柱を待たないと評価はできない。

7月 18, 2012

そういえば、もう一つautomaticムーブがあった。

Filed under: 腕時計 (wrist watches) — riverRunner @ 8:52 pm

alphaを香港に送り返して以来、またもやchronographを検索している。
今度は、よほどのことが無い限り、買わないとは思う。
でも、価格的にもお買い得で、とっても無造作に使える製品がないか、すごく気になる。

通常に考えればautomaticなら、7750のできるだけ安いやつというのは、必然の結果にはなるだろう。
その価格帯は、私の考える無造作に使えるもののレンジには入ってこない。

その下ということで考えたのが、ちょっと前に取り上げたst1940系だったわけだ。
ところが、現状ではこのムーブは、あまり出回っていない。
比較的まとまっていると考えられたモデルも、値段的なお買い得感はなかった。
というのが、前回の話だった。

さらにその下となると、ShanghaiかLiaoningの7750クローンとなってくる。
残念なことに、これらの製品の信頼性は、まだ今ひとつ評価されるに至っていない。
中国のクロノムーブについてのwiki

では、そこまでの間にあるのはというと、Sellitaのsw500だ。
Sellita社というのはETAのコピーを供給するスイスの会社で、2824のコピーである主力製品sw200は、広く使われだしている。
ただ、sw200に関しては、まだまだというのが大方の評価だと思う。
そのSellitaが2010年に出したのが、7750クローンのsw500である。

これを使った製品は、まだあまり出ていない。
積極的に使っているのが、下の動画の製品の会社だ。
SW500のクロノ

私は、このモデルの、ベゼルが青いモデルは結構かっこいいと思った。
価格の少し高いのが、どうも納得できないのではあるが。
バーゲンで700ドルくらいだろうか。
この価格なら、ETA7750搭載機に手が届くからだ。
それに、この動画製品の供給会社は検品が甘いと聞く。
リセット針が戻らないとか、狂いが大きいとか。

もっとも、sw500自身の実力の評価もこれからではある。

手巻きということでよければ、やはりalphaのコスパには勝てないと、自分で納得。

7月 17, 2012

ついに素顔を公開しましたね

Filed under: 応援したい人 — riverRunner @ 10:52 pm

つい数日前にシルエットでのコンサートをしたGilleさんですが、その後、またもや話題が盛り上がっているようです。
夏に宮崎で素顔でライブをやるとのことでしたが、それより前にテレビで顔出しをやってしまったようです。

このブログの予想どおり、あの方でした。
前のレーベルからも、新しいプロモーション動画がアップされていて、これらもすごくいいですね。
いよいよ、コンサートに行く用意をしなければ…

もっとも、宮崎は遠い。

http://www.tudou.com/programs/view/pqsXsjqy4xA/

7月 7, 2012

これが元の製品かも知れない

Filed under: 自転車 (bicycles and cycling) — riverRunner @ 11:28 pm

私の通勤用の自転車だが、元はどこの製品なのか、ずっと探していた。

このモデルを出しているところが本当に製造元かは分からない。
何せ中国では、どの会社も製造元と主張する、同じような製品が沢山あるからだ。

私の自転車はフレームの形が特異なので、同じフレームなどではと推察はできる。
この写真のモデルの場合、明らかにホイールは451ではなく、406の方だろう。
それから、製品仕様にも書いてあったが、フォークはスチールだ。
良く見ると、フレームには、ディスクブレーキの台座もついている。
そういえば、これとほぼ同じ仕様のものが台湾で別ブランドで売られていた。
今も売っているかは知らないけど。

工場レベルで451と406の仕様変更をするのは、このフレームの場合、とても簡単だ。
フロントは、それ用のフォークを用意すればいいし、リアは、ブレーキ取り付け台座を溶接する位置を変えればいい。

いろいろ見ていくと、私の自転車は、コストを落としつつも、部品の選択に微妙なセンス良さがあることがわかる。
アルミのセンタースタンドが付いているのなんかが、その典型だ。
451のホイールもそうだし、フロントのアルミフォークも、安いスチールフォークよりはいいと思う。
もちろん、上等なクロモリよりは数段良くないわけであるが。
ただ、ここは、フロントハブを含めてギリギリまでコストを落とした結果が、狭いフォークエンド幅になったのだろう。

今度は、狭めなフロントフォーク装備の廉価な折りたたみでも検索して見ようかな。

ちなみに、今日写真を載せたモデルは、1台でも出荷するそうです。
値段は要照会となっていましたが。

なんだかよくわからないけど、オーダーした本が着いた。

Filed under: トピックス (topics) — riverRunner @ 7:41 am

米amazonに注文した本が着かないって、ちょっと前の記事に書いたのだが、昨日になって着いた。
到着期限を過ぎて11日めということで、ちょっと疑問な点もあるにはあるが、それはどうでもいいこと。

写真の写りは悪いけど、とってもきれいで、書き込みやマーキングなんかもない。
最近、米国の起業家に関する本を読みたいと思っているのだが、この人の本はこれしかなかった。
邦訳本はないし、元のものも絶版ということだった。

私の手元に着いた本の面白いところは、一度図書館に納品された本という点だ。
ラベルを貼っただけで、貸出せずに回収された本に見える。
中身は、事実上、新品だ。
回収本とあるので、いわくつきの内容なのかな?

まだ、中身は読んでいない。

7月 3, 2012

「スタートアップ」日本の起業本とは全然ちがう。

Filed under: 書評 (books) — riverRunner @ 10:18 pm

今日は久しぶりに書評。


スタートアップ!
リード・ホフマン、ベン・カスノーカ著
日系BP社

最近、どうも邦書は中身が薄いと感じている。
もちろん、小説やエッセイは単純比較できないから、それ以外の例えば自己啓発本なんかの比較だ。

その点、この本は翻訳なので、ボリューム的にははずれ感はない。
「スタートアップ」というのは、和製英語でいうところのベンチャー企業であったり、そういう企業を起こすことを言う言葉だと思う。
この本では、シリコンバレーで実際に起業してきた人達の例を豊富に挙げ、起業にあたって大切なことややるべきことを書いている。
内容的に、邦書とは大きく構成が違う。

邦書では、事業計画書の作り方だとか、資金調達それも当初資金の借入れ方法ついて大きく紙面を割いているものが多い。
また、会社設立の方法を書いてある本もある。
実際に、これから会社を起こしたいという人の中にも、セミナーなどで、こういった内容を入れて欲しいという意見があると聞く。
ところが、この本にはそういう内容はいっさい書かれていない。
ひたすら、起業家的ものの考え方や行動の仕方を中心に書いている。
その内容は、現代ではサラリーマンも身につけるべきものだと言え、幅広い人に有益な情報を提供しうるものとなっている。

いい本だなと思う。

会社設立の方法が知りたければ、今やネットで簡単に調べられる。
それを専用に詳しく書いた本も沢山出ている。
資金調達については、日本とアメリカでは環境が異なるので評価しずらい点があるものの、これもまた専門に書かれた本があるのも確かだ。

この本には、起業者がとるべき思考法だとか、行動例をあげてある。
このような内容は、起業本に書かれているべきことがらなので、本としてはマルである。
地味で目立たない本であるので、それほど注目はされていないようではある。
しかし、内容は濃い。

7月 2, 2012

エスエス商会が閉店していた。

Filed under: トピックス (topics) — riverRunner @ 10:27 pm

B-Barrelのフアンで東京在住の人なら、上野のエスエス商会の名を耳にしたことがあるだろう。
ネット以外ではあまり目にすることのないB-Barrelの時計を、店頭に沢山置いてあったお店だ。
そういうお店はそう多くなかったはずで、B-Barrelの社長のぶーさんもよくブログで紹介していた。

そのお店が、最近閉店したことを知った。

あそこはアジアから逆輸入したSEIKOの時計なんかも置いていて、楽しいお店だった。
残念でならない。

そういえば、あそこは大昔は映画館が並んでいたはずだ。
今や上野で映画を見る人も少なくなったのかも知れない。
映画自体だって、最近はネットに押されぎみなのだから。

珍しいものはいよいよネットでしか見れない時代になったのだとは思う。
いつだってスマートフォンで見ることは出来るのだが、やはり実物を見たいと思うのは私だけだろうか。

もっとも、私はそのスマートフォンは持っていないのではある。

7月 1, 2012

黒田、この調子で続けばいいのだが…

Filed under: 応援したい人 — riverRunner @ 11:28 pm

今年はダルビッシュが海を渡って、とても注目されている。
でも、忘れてはいけないのが、この人。

そう、ヤンキースの黒田投手。
歳が、もう37歳だというのに、まだスターターで頑張っている。
球速だって、まだまだ153から155km/hくらいは出ているだろう。
さらに、向こうでは変化球で勝負しているようで、めちゃくちゃボールが動いている。

ここ数試合の内容は本当に良くて、あまり点を取られていない。
シーズンが終わっった時点では、ダルビッシュと、どっちが成績が良くなっているのか興味深い。

どちらも、今調子が良いので、このまま勝っていって欲しい。

ST19はどうなんだと思い始めて…

Filed under: 腕時計 (wrist watches) — riverRunner @ 9:18 am

クロノが壊れて、香港に送り返して1週間になる。
何も言ってこない。
あそこは、注文の時も何も言ってこないが、すぐに着くので、仕事はきちんとするところだ。
期待して待つしかない。

しかし…

前にロシア製のアラームウオッチを5年近く使い続けたことがあった。
最後はどこかの摩耗で狂いが大きくなったのだが、故障はなかった。
摩耗した(ということは、日本製や瑞製よりも材質が悪いのかもと思った)部品は手に入りにくかった。

ならば中国製はどうなんだというのが、ST19に興味を持ったきっかけである。
今回、それが壊れたので、また3133はどうなんだと思い始めている。

3133の場合、良いデザインのものは沢山あるのだが、防水性能が低い。
これは、ST19にも言えるが、防水は最低でも10気圧欲しい。

下のモデルは、たまたま発見した3133内蔵の防水モデルだ。

日本円で6万円以上になりそうで、どう考えても高い。
そういう価格なら、わざわざ3133だとかST19を選ぶ理由はない
もっとも正直に言えば、私はクロノのレジスターは左右対称であるべきと思っていて、特にツーレジスターが好みなのだ。
つまり、本当は7750の配置は好みではない。

防水・対塵性という意味では、毎日リューズを引き出す必要のないautomaticは魅力的で、この場合は、しっかりしたものなら日常生活防水もありかと思っている。
だから、昨日のモデルも取り上げたわけだ。

alphaがいいのは、手巻きの日常生活防水ながら、リューズがねじ込みになっている点だ。
こういう構造なら、リューズまわりのパッキンの摩耗の影響を、最小限に食い止めることができると思うからだ。

あー、どこかに、ほどほどの価格で普段使いできる機械式クロノないかなあ。

WordPress.com で無料サイトやブログを作成.