先週取り上げたsewor の時計をポチッてしまった。
今週見たら、17.44ドルとか、日本円でも1800円位で自動巻き腕時計が買えるとあって、なら迷うことはないなと。
ところが、過去のブログを見てみると、2年位前に買ったcjiabaの時計も2000円位と書いてあるではないか。その時計は、自動巻きのローターが回らなくて、実質的に手巻き時計として使っている。なので、また新しいものが欲しいと思ったのだが、実はこの手の時計は結構その症状が多いことが判った。
少し解説すると、中国の安い自動巻きと言えば、通常はdg2813が思い浮かぶ。
これは、ミヨタのコピーから出発していると言われるが、レイアウトは少し異なるように見える。上の写真のものは、AliExpressで15ドル位。一応普通に動くが、このムーブが搭載されるのは、3,000円位の時計からだ。それ以下(2000円位)の時計になると、chinese standard movementというものが載っている。これは2650などとも言われるが、種類も名前も沢山あってはっきりしない。
このムーブは実は手巻きで、これにローターを加えたものも存在する。なぜか、2813がムーブ単体でも売られているのに、こっちは見た覚えがない。かなり安いのは間違いないのだが。で、オートマチックの件だが、何故か非常にローターの回転が悪い。実際には手巻きで使うことになる。私の個体の問題かと思っていたが、同じような症状の書き込みがかなりあって、そういうものだと理解している。中には、ハンダで重りを付けたという書き込みもあったくらいだ。
下に2813とのツーショットを載せる。側が大きい方が2813。一見ローターの形状が似ているので同じムーブに見えるが、ムーブ自体のカタチは全然違う。2813はローターの巻き上げが渋いということは無い。
私が今回買ったのは、過去に買ったcjiabaの文字盤違いだと、この時気付いた。今回のが無事着いたら、ツーショットを撮ろうと思う。