riverRunner's my thinking days.

5月 26, 2012

他のハイスペックモデルのスケルトンは…?

Filed under: 自転車 (bicycles and cycling) — riverRunner @ 5:27 pm

こうなったら、他のモデルも比較して見ようと思う。

まずは、私のモデルと、progressiveのCX-206-16R。CX-206-15Rというのが従来のモデルらしいのだが、2011年モデルからリアスプロケットが低めになってモデル名が変わったようだ。

画像が小さいのは、適当な大きさのものがなかったからだ。
これからわかるのは、スケルトンやポジションはぼは一緒。重心がわずかにcx-206-16rの方が低いこと、後者のほうがわずかに全長が短いことだ。
実売6万円台で、リアスプロケットは8速…ちょっとねー。今は9速がなくなったから、10速をおごれない価格帯だと、8速になるってことなんだなと。

今度は電動デュラ装備のカーボンモデル、harpのスケルトンを調べてみた。

tyrellとの比較では、bb位置はharpのほうがわずかに低い。シートポストはharpが少し寝ている。
全長はtyrellのほうがかなり長い。
ということで、タキザワharpのcs-200は、意外にスケルトン上は、ごく普通のミニベロだとわかる。

今度は、かなりレアなビルダー系ミニベロレーサー、nakagawaのスケルトン。

結果から言えば、これはかなりスパルタンなモデルだとわかった。
ヘッドチューブもシートチューブも結構立っている。
スプリントやクイックなハンドリングを狙ったスケルトンのようだ。
tyrellとの比較では、bbハイトはぼぼ同じ。ホイールベースは、短い。
路面のいいサーキット系のレースなんかに力を発揮しそうな感じがする。

次は、カーボン材をラグで留めた構造のルイガノのmvcを見てみよう。

実は、このmvcというのは、私のモデルとスケルトンがほとんどいっしょなのだ。
tyrellとの比較ではホイールベースがtyrellの方が長いが、その部分以外はbbハイトや各アングルもほとんど完全に一致する。
素材に違いがあるが、重量も似た範囲ということで、性能差はわずかだろう。
ホイールベースが長いということで、外乱の影響が少ないだろうから、ロングライドではtyrellは有利とも思える。

それでは最後に、giantのidiomはどうかと

tyrellとの比較では、これまた見事に、ホイールベース(全長)の違いだけになった。
この図ではidiomの方が長く見えるのだが、スペックシートではtyrellの方が長いことになる。
いずれにしても、違いはわずかで、重量とコンポの差だろう。
tiagra系でまとめたidiomは重量が少し重い。
素材的にはアルミをメインにフォークをカーボンにしたところは両者同じ。tyrellはシートステイもカーボンだ。
私が考えるに、idiomの実売価格を考えると、tiagra系というのはかなり微妙だ。
組み替えたくなる。でも、この値段出しちゃうと…という範囲だ。
普通のロードでも、カーボンフォーク+105系のものが同じような価格帯から手に入るからだ。
とは言え、フレームだけでそれ以上の価格(harpもだ)というのも…これは、ミニベロなのだ。
ノーマルサイズのロードと変わらないような価格というのは、勇気がいる。

さて、各チューブのアングルはスペックシート上は完全に一致はしていないのだが、かなり近い値とはなっている。
まず、lgs-mvcとtyrellのアングルは同じ。
idiomは実は、それぞれわずかに寝ている。
ホイールベースは、
mvc:1010
idiom:1024.9
tyrell-csi:1034

発表スペックでは、tyrellが圧倒的に長い。
重量(csiはmvcよりも軽い)を考えても、スペック上はtyrellが最高ということには、なりそうである。

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